デーデルライン桿菌

|
デーデルライン(Döderlein)桿菌とは、健康な成人女性の膣内に生息する多数のグラム陽性桿菌です。
この名称は発見者にちなんで付けらました。
特定の菌種を指すものではなく、主としてラクトバシラス属から構成されるさまざまな菌の集団であります。

成人女性の膣上皮には、女性ホルモンの働きによってグリコーゲンが蓄積しますが、これらの乳酸菌は剥離した上皮細胞のグリコーゲンを栄養源として定着しています。
これらの菌が産生する乳酸によって膣内のpHは酸性に保たれており、このことによって他の病原細菌の侵入増殖を阻害しています。

すなわちデーデルライン桿菌は、膣の自浄作用を担い、生体バリヤーとしての役割を果たしていると考えられています。

乳酸菌 - livedoor Blog 共通テーマ

このブログ記事について

このページは、空人が2007年6月 2日 13:44に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「腸内善玉菌としての乳酸菌とプロバイオティクス」です。

次のブログ記事は「消化管内の乳酸菌」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。